張 晗 (ZHANG, Han, PhD) CEO
2002年に中国北京の清華大学で学士号を取得後、米国ノースカロライナ大学で修士号と博士号を取得。 博士課程在学中にLaB6ナノワイヤーの合成に世界で初めて成功しました。 その後、2006年に国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)に加わり、16年間のナノワイヤ電子源及び電子顕微鏡用電子銃の開発を通して、世界で最大の電子顕微鏡メーカー、日本電子、日立ハイテク、FEIと共同研究を行ってきました。この開発によって、LaB6ナノワイヤエミッターを世界で初めて透過型電子顕微鏡と走査型電子顕微鏡に搭載し、その性能を実証しました。
山内 泰 (YAMAUCHI, Yasushi, PhD) CTO
1979年大阪大学工学部応用物理学科を卒業後、同大学にて工学博士号を取得。大阪電気通信大学勤務を経て、1985年に科学技術庁金属材料技術研究所(国立研究開発法人物質材料研究機構(NIMS)に改組)に採用されグループリーダーを務めるとともに、米国ウィスコンシン大学核融合研究所、科学技術庁原子力局技術振興課、米国ライス大学、三重大学工学部で各職を兼務。37年間、走査型集束イオン顕微鏡、3次元X線顕微断層撮影、量子状態選別粒子線、スピン偏極低エネルギー電子顕微鏡などビーム光学関連の研究ならびにLaB6ナノエミッター開発を行ってきました。